icon fsr

文献詳細

雑誌文献

公衆衛生52巻2号

1988年02月発行

調査報告

3歳児の母親の養育に関する意識・態度について—昭和48年と昭和61年の比較

著者: 栗栖瑛子1 中村通子1 古川明美2 吉岡京子2 永田素子2 藤木久江2 宮下暁子2 鈴木智子2 木の内るみ2 小笠原美弥子2 井上恵美子2

所属機関: 1東京大学医学部保健学科精神衛生学教室 2東京都足立区東和保健相談所

ページ範囲:P.132 - P.136

文献概要

●はじめに
 我々をとりまく生活環境は,時代とともに激しく変化している.その中で,女性が初経を迎え,さらに母になっていく過程で,女性の意識はどのように変わっていくのであろうか.
 昭和40年代後半,新聞をはじめとするマスコミは,子殺しや捨子などをする母親の問題をしきりに報道した.当時の識者たちはこれらの原因を「人工乳のせい」であるとか,「母親のモラルの低下」,「戦後の道徳規範の喪失」等としていた1)

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら