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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生52巻4号

1988年04月発行

文献概要

対談・連載

公衆衛生の軌跡とベクトル(6)—「福祉元年」から1970年代を中心に

著者: 橋本正己1 大谷藤郎2

所属機関: 1元埼玉県立衛生短期大学 2厚生省社会保険審査会

ページ範囲:P.253 - P.259

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驚異的な日本人の平均寿命の伸び率
 橋本 私は昭和48,49年前後から,主にNational Health Planningに研究的精力を費やしてきました.これは前に話題にしましたので省きますが,1965年から10年以上にわたり,WHOを中心としたにの関係の国際会議に参加して参りました.
 大谷 その間に,WHOの政策も変わってきたのでしょうね.
 マーラーが登場した1973年までは,WHOはオーソドックスなヨーロッパ医学の考え方で,ともかく,いわゆる正統の西洋医学や看護を普及することにより,健康の向上を図ろうとしたのです.それがNational Health PlanningやBasic Health Serviceということであったわけですね.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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