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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生52巻5号

1988年05月発行

文献概要

健康学習の試み・3

コーディネータとしての保健婦の役割

著者: 大久保ふじ子1

所属機関: 1広島県双三郡 三和町役場

ページ範囲:P.348 - P.351

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 老齢人口の増加に伴い,お年寄を家庭で介護しようという考え方が浸透しはじめてから,医療機関の訪問看護あるいはホームヘルパー・理学療法士・作業療法士・言語療法士による在宅訪問などが行われるようになった.また介護福祉士・社会福祉士の制度化にみられるように,多くの職種の人たちが地域にかかわりをもちはじめた.
 こうした状況の中で,多くの保健婦は保健婦の役割そのものが何か変化しはじめていることに気付きはじめている.しかし,どう変わってゆくべきなのか,どう対応してゆけばよいのか,はっきりと見極めることはなかなか難しい.私自身も,そういう不安を感じながら仕事をしてきたが,石川雄一先生との出会いをきっかけとして,多くの人と出会い,学習し合うなかで,私たち保健婦の役割が自分なりに整理できてきたように思う.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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