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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生52巻6号

1988年06月発行

文献概要

日本列島

一般健康診査受診者の過去の受診回数—仙台市

著者: 土屋眞1

所属機関: 1仙台市衛生局

ページ範囲:P.418 - P.418

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1.健康診査内容の動向
 かつて循環器検診として市民を対象に行われていた検診は,昭和57年に施行された老人保健法の法定検診に切り替えられて,名称も一般健康診査となった.この一般健康診査では一般診査後に必要な者に精密診査を実施することになっていたが,昭和62年度からは必ずしも両者を分けなくてもよくなり,名称も「基本健康診査」と改められ,内容充実が図られた.
 ちなみに検査項目は,問診に始まって血圧・尿・身体計測・血清総コレステロール・肝機能・眼底・心電図・貧血・血糖検査等であり,市民にとってもかなり魅力ある検診になりつつある.しかしまだ当市においても受診率向上が重要な課題になっていて,実態調査で把握された対象者数を分母とした受診率は,昭和62年度においても20%程度にすぎず,未受診者が多い.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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