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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生52巻7号

1988年07月発行

文献概要

トピックス

ウイルス性出血熱の最近の知見(2)—マールブルグ病,クリミア・コンゴ出血熱

著者: 宮崎元伸1 清水博2 倉田毅3

所属機関: 1厚生省生活衛生局検疫所業務管理室 2厚生省保健医療局感染症対策室 3国立予防衛生研究所病理部

ページ範囲:P.479 - P.482

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●はじめに
 ウィルス性出血熱は,輸入感染症のなかでも最も注目される疾病であるが,なかでもラッサ熱,エボラ出血熱,マールブルグ病およびクリミア・コンゴ出血熱の4疾病はその代表的なものであり,最近の研究によりこれらの臨床像に対する考え方の様相が,少なからず変わってきた.前2疾病に関してはすでに述べたところであり1),今回は特にマールブルグ病およびクリミア・コンゴ出血熱についての疫学,ウイルスの性状,媒介動物,感染経路,症状,検査所見,診断,治療等について述べることにする.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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