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活動レポート
村ぐるみの健康管理活動に取り組んで
著者: 中嶋幸枝1
所属機関: 1元八千穂村役場住民課
ページ範囲:P.39 - P.41
文献購入ページに移動八千穂村は長野県の東南,南佐久郡のほぼ中央に位置し,総面積は66.18km2でその77%は森林原野である.千曲川をはさみ,東は秩父山系,西は八ヶ岳山系に続いており,千曲川流域は標高740〜780mの間に帯状に耕地が開けている.気候は山間地帯にあるため極めて冷涼で,年平均気温は9.9℃,雨や雪が少なく塞さが厳しい内陸的気候である.
国道141号線と県道が千曲川をはさんで南北に走り,村の基幹道路となっている.また八ヶ岳を横断して走る国道299号線は,重要な観光道路となっている.人口は5,000人余で,昭和40年から50年頃ほどの過疎化現象はないものの,青少年層の村外流出がみられ人口は減少傾向であり,逆に65歳以上の老人人口の割合は約18%と年々上昇している.主な産業は農業であるが,農家の90%近くが兼業農家で,村内外の事業所へ勤めている人が多い.
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