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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生53巻10号

1989年10月発行

文献概要

日本列島

A型肝炎の発生—岐阜

著者: 井口恒男1

所属機関: 1岐阜県衛生環境部

ページ範囲:P.713 - P.713

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 ウイルス性肝炎の発生機序や病態が解明されつつあり,B型肝炎ワクチン等予防対策をはじめ,治療法も改善向上されつつあるが,今なお流行発生もみられている.岐阜県内で元年春,10名前後の施設内でのA型肝炎の発生例が2件みられている.
 1例は精薄児の養護学校での例である.1児童が帰省時に感染したと思われ,約1カ月後,6〜7名の同窓生等に肝炎症状のみられたものである.急遽,患者との接触者にガンマーグロブリンを投与し,3次感染が防御された.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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