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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生53巻3号

1989年03月発行

文献概要

トピックス

訪問看護の現場からみた在宅介護ガイドライン

著者: 山崎摩耶1

所属機関: 1新宿区立区民健康センター

ページ範囲:P.177 - P.180

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◆はじめに
 筆者の長くつきあってきたケースに,現在100歳を迎えた一人暮らしの生き生き老人がいる.超高齢者その通りの老化ぶりであるが,そのクオリティあふれる生活は21世紀の老人像を彷彿とさせ,明るい未来社会の予感もさせる.だが,それは約8割といわれる健康老人の姿であって,社会に"老人問題"として,大きな問題を投げかけている病弱高齢者や寝たきり,痴呆性老人などの要介護老人の在宅ケアはこれからの必至の課題であることには間違いない.
 厚生省は今年8月,「長寿社会対策推進本部」を発足させ,21世紀に向けた疾病予防と積極的な健康増進,医療や介護を要する老人のケアのありかたなど,活力ある長寿社会の構築に取り組むことになった.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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