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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生53巻4号

1989年04月発行

文献概要

地域リハビリテーションと機能訓練事業

地域リハビリテーションとは何か

著者: 浜村明徳1

所属機関: 1国立療養所長崎病院理学診療科

ページ範囲:P.276 - P.281

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 浜村明徳氏は国立療養所長崎病院の理学診療科で,1979年以来,院内で主に脳卒中患者を中心にリハビリテーションに取り組んでこられた.また,院内のみではリハビリテーション治療が貫徹しないのではないかという疑問を持ち,「地域活動抜きではリハビリテーションは語れない」と,保健所や福祉関係者との連携の場として,1978年に「長崎市脳卒中リハビリテーション協議会」を設立した.この協議会については,「病院」1980年11月(医学書院発行)にレポートしていただいている.
 その後,1983年に老人保健法が施行され,老人保健事業のひとつとして機能訓練事業が行われることになり,長崎県ではこの事業を円滑に実施するための研究を,リハビリテーション協議会に委託,「長崎県機能訓練システム研究班」,「長崎県地域リハビリテーション推進班」を結成し,1983年から今日まで,さまざまな試みと研究を行ってきている.ここでは,永年の実績と活動を踏まえて,「地域リハビリテーションの考え方と活動の実際」についてうかがった.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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