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特集 腎疾患の予防と生涯管理
地域における腎疾患の予防と生活指導の実際
著者: 河西悦子1
所属機関: 1神奈川県秦野保健所保健予防課
ページ範囲:P.314 - P.318
文献購入ページに移動神奈川県下における慢性腎疾患患者は,1万人を超えると推定されており,慢性透析患者は4,447人(昭和63年10月現在調べ)で,近年では年間約400人の増加傾向を示している.いずれの疾病でもそうであるように,腎疾患においても,予防及び早期発見,早期管理は極めて重要である.
神奈川県では,昭和60年8月より県域(政令3市を除く)において,腎尿路系疾患の早期発見,早期治療を目標に,3歳児健康診査時に検尿を行い,幼児期における腎疾患の実態の把握に努めるとともに,3歳児検尿の方法,結果,及び検尿システムのあり方等につき検討を行っている(秦野地区では昭和59年10月より,伊勢原地区では昭和60年7月より開始).
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