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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生53巻5号

1989年05月発行

文献概要

地域リハビリテーションと機能訓練事業

富士見市の機能訓練事業

著者: 片山昱子1

所属機関: 1埼玉県富士見市健康増進センター

ページ範囲:P.348 - P.349

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◆はじめに
 埼玉県富士見市は人口93,000人余り,東京のベッドタウンとして急速な人口増加がみられる,比較的若い層の多い市である.
 昭和53年度より,厚生省の指定を受けて,老人保健医療総合対策事業を実施,60歳以上を対象に,通所訓練を老人福祉センターで行ってきた.昭和58年度から,老人保健法施行に伴い,40歳以上の在宅療養者を対象に,健康増進センターで通所訓練を行っている.脳血管障害などによる後遺症を持つ方々が,心身の機能維持を図りながら,1日も早く地域生活へ積極的に参加できるよう援助することが,この事業の大きな目的の一つである.ただ,病院の延長として訓練に終始固執すべきではなく,あくまでも目標は,自主的な地域生活への復帰と考えたい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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