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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生53巻9号

1989年09月発行

文献概要

特集 地域医師会の新たな実践と展望 第一線医療における公衆衛生活動の実践

学校保健の推進—学校心臓検診について

著者: 藤原弘1

所属機関: 1岡山県医師会

ページ範囲:P.604 - P.606

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 岡山県が学校心臓検診の近代化に踏み切ったのは昭和47年であるが,当初,県医師会と県教育委員会とでたびたび協議した結果,特別なモデル地区を設置して順次に拡充する方法によらないで,最初から,全県の小学・中学・高校生を対象にして同時に発足させる方針をまず決定した.その後15年以上を経過するが,この方針は現在に至るまで一貫して維持されており,県全体を対象にした心臓検診の近代化に大きく寄与したものと考えている.以下,検診と事後管理のシステム化のために取り組んだ主な事項について,年代を追って報告する.
 ①昭和47年,県下統一の学校心臓検診問診票を作成し,1枚で小学1年から中学3年まで使用できるように工夫した.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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