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特集 地域医師会の新たな実践と展望 第一線医療における公衆衛生活動の実践
老人の在宅ケアと地域ケア
著者: 大輪次郎1
所属機関: 1名古屋市医師会
ページ範囲:P.611 - P.615
文献購入ページに移動人口構造の急速な高齢化と共に,新しい社会システムの再構築が要求され,医療保健活動の場でも数多くの変革が行われようとしている.
愛知県医師会では,昭和51年以降,地域医療システムの調査研究を進め,地域包括保健医療福祉のシステム化を提唱している.そして,①地域住民の健康保持増進のための健康管理,②疾病の早期発見・早期治療,③二次・三次病院での高度医療,④社会復帰のためのリハビリテーション,⑤高齢者,社会的弱者に対する福祉対策(在宅療養,施設療養,入院療養)を,住民のすべてが地域で一貫して受けられることを目標としている.
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