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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生54巻10号

1990年10月発行

文献概要

特集 突然死の現状と予防

大阪府における小・中・高校生の突然死と予防

著者: 北田実男1 中島節子1

所属機関: 1大阪府立成人病センター

ページ範囲:P.679 - P.683

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■はじめに
 小・中・高校生の突然死に関する国内の報告をみると,日本体育・学校健康センター給付例,もしくは監察医剖検例のいずれかを対象としたものがほとんどである.前者は学校管理下の突然死に限られること,後者は剖検率が低いことから,いずれも全体像の把握は困難である.そこで,まず,大阪府の小・中・高校生を対象に行った突然死の悉皆調査の結果について述べる.次に,予防対策を考える上でいろいろ参考となることが多い突然死のニアミス,および突然死の最大の原因疾患である心疾患児の突然死の実態について述べる.最後にそれらの調査結果を踏まえて,突然死の予防対策について提言する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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