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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生54巻10号

1990年10月発行

文献概要

調査報告

一紡績工場勤務定時制高校生の生活と健康実態

著者: 岡本傳男1 阿部顕治1 礒邉顕生1 山根洋右1

所属機関: 1島根医科大学第2環境保健医学講座

ページ範囲:P.715 - P.719

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●はじめに
 日本の青少年労働力人口(15〜19歳)は,1987年で164万人(男子86万人,女子78万人)で,いわゆる若年労働力人口(15〜24歳)765万人の21.4%を占め1),驚異的な日本の経済成長を底辺で支え,青少年労働をめぐる諸問題は,婦人労働,高齢者労働,外国人労働とならんで,公衆衛生学的な課題を多く包含しているように思われる.
 とくに,青少年労働の中で,定時制夜間高校生の問題は,1960年代の高度経済成長期に比して取り上げられることが少なくなっているが,現状は依然として教育面,産業保健面に多くの問題を抱えている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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