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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生54巻11号

1990年11月発行

文献概要

地域リハビリテーションと機能訓練事業

〈対談〉機能訓練事業を地域リハビリテーションの視点から検証する(1)

著者: 廣津留珙子1 浜村明徳2

所属機関: 1福岡市南保健所 2国立療養所長崎病院理学診療科

ページ範囲:P.781 - P.786

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地域保健でなぜ機能訓練に取り組むのか
 浜村 医療の立場にいる私は,一般的に地域保健は疾病予防や健康管理などを中心に展開されるという概念で理解してきました.ところが,昭和58年に制定された老人保健法により,法的には機能訓練および訪問指導という二つの事業が市町村レベルで実施されることになり,これが地域保健活動の中でリハビリテーションの取り組みを始める大きな転機になったと思います.もちろんそれ以前から一部の保健婦さんの間で,障害老人に対する援助が意識的に始められております.
 そこで最初に,地域保健活動の中でリハビリテーションをどのように位置づけられているか,についてお話いただけますか.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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