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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生54巻3号

1990年03月発行

文献概要

特集 神経疾患対策へのアプローチ

外因性の神経障害—薬物中毒

著者: 橋本和夫1

所属機関: 1金沢大学医学部衛生学教室

ページ範囲:P.164 - P.168

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■はじめに
 医薬品(薬物)には,その使用に際して期待される治療効果(主作用)以外に,種々の副作用を生じる可能性のあることは周知のことである.この副作用には,薬の性質から予期されるものと,予期されないもの(現在の科学的知識から)とがあり,とくに後者については,その結果被害者自身への重大な影響はもとより,大きい社会問題となった例が少なくない.本稿では,これら薬物の副作用のうち,とくに神経障害性を示す場合について考察する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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