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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生54巻4号

1990年04月発行

文献概要

発言あり

がん告知—医療・生き方の選択と生きがい,他

著者: 阪上裕子1

所属機関: 1国立公衆衛生院公衆衛生行政学部

ページ範囲:P.217 - P.219

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 肺がんで死亡した父,喉頭がんで声を失った祖父の最期の日々が思い出される.昨年には,若い友人が,手術を乗り越えて,目下闘病中である.「がん告知」のテーマをめぐり近親者としての,友人としての複雑な思いがあふれ,表現できない.
 しかし,難病在宅ケアのしごとの中でも,生命の限界をかなりはっきりした形で突きつけられた患者やその家族とかかわる機会が多くなってきている.上に記した家族・友人としての体験を重ね合わせながら,試行錯誤の実践をしている現状である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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