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特集 女性・健康—ニュートレンド
女性の社会参加の動向とこれから
著者: 萩原なつ子1
所属機関: 1お茶の水女子大学女性文化研究センター
ページ範囲:P.249 - P.253
文献購入ページに移動1975年の国際婦人年の目標として,①男女平等の促進,②社会,経済,文化の発展への婦人の参加,③国際友好と協力への婦人の貢献が掲げられていた.この目標を達成するために「国連婦人の10年」(1975年から1985年)が設けられた.日本においても「国内行動計画」に則り,社会生活のあらゆる領域,たとえば政治,教育,労働,地域活動,家庭生活等に男女が平等に参加貢献できるような環境づくりへの努力がなされてきた.今や1990年代を迎え,女性は様々な分野で様々な生き方そして働き方を,幅広く選択することもありうる時代になった.女性,とりわけ既婚女性が「家庭の外で活動する」という意味での社会参加は,今後より多様化することが予想されている.
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