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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生54巻5号

1990年05月発行

文献概要

特集 国際化への公衆衛生の対応

日本語学校就学生の結核

著者: 志毛ただ子1

所属機関: 1千代田区神田保健所

ページ範囲:P.298 - P.301

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■はじめに
 昭和62年の秋,たまたま神田にある日本語学校で結核の集団検診をしたところ,日本の学校検診での発見率の約400倍という高率で患者が見つかった.このことが昭和63年6月の朝日新聞社会面に大きく取り上げられたことをきっかけに,アジア各国からの就学生の結核が問題となった.国際交流の進展にともない,在日外国人は今後ますます増加すると予想され,国内の結核対策上も看過できない.国でも全国規模での検診とその対策に乗り出したが,この問題の口火を切った保健所として現在までの状況を報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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