文献詳細
特集 国際化への公衆衛生の対応
文献概要
■はじめに
昭和63年6月28日の新聞で,「アジア人留学生結核,日本語学校で結核多発,日本語学校で検診,発見率400倍,患者の一部退学,帰国,集団感染も心配」と報道された.その記事を読んだ中野区内の二つの日本語学校から,検診の依頼が保健所にあったため,7月と8月に集団検診を実施したところ,2校302人中1人の結核患者が発見され,入院加療となった.
胸部X線撮影のみの検診であったが,学生さんたちからは健康に関する様々な相談が寄せられた.
昭和63年6月28日の新聞で,「アジア人留学生結核,日本語学校で結核多発,日本語学校で検診,発見率400倍,患者の一部退学,帰国,集団感染も心配」と報道された.その記事を読んだ中野区内の二つの日本語学校から,検診の依頼が保健所にあったため,7月と8月に集団検診を実施したところ,2校302人中1人の結核患者が発見され,入院加療となった.
胸部X線撮影のみの検診であったが,学生さんたちからは健康に関する様々な相談が寄せられた.
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