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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生54巻5号

1990年05月発行

文献概要

調査報告

飲酒量の指標としてのγ-GTP値と血圧値との関連について

著者: 駒井恵美子12

所属機関: 1杏林大学医学部公衆衛生学教室 2現札幌市北保健所

ページ範囲:P.348 - P.352

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■はじめに
 多量飲酒は血圧上昇の因子となることは,疫学面,臨床面からも実証されているが1〜5),そのメカニズムはまだ解明されていない.飲酒調査は報告により対象,飲酒量のカテゴリー,多量飲酒の設定,方法論,解析法も異なっている.飲酒量は自己申告による調査が多いが,飲酒量を客観的に把握するため,飲酒の慢性マーカーとして評価されているr-Glutamyl Transpeptidase(以下γ-GTP)を飲酒量の目安として6〜ε),飲酒と血圧との関連を地域住民,大企業事務職男性の二集団で検討した.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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