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公衆衛生人国記
兵庫県—公衆衛生発展の契機
著者: 橋本周三12
所属機関: 1(財)尼崎医療センター 2元尼崎市環境保健局
ページ範囲:P.485 - P.487
文献購入ページに移動兵庫県における公衆衛生の発展には,戦後3代の知事の発想に負うことも多いが,これを支え推進させたのは,多くの優れた医師や行政官の努力でもあった.これら,公衆衛生活動の具体例について,筆者がまじかに仕えた知事の思い出を回顧しながら人国記を綴る.
昭和29年12月,尼崎市長から県知事になり今は故人となられた阪本勝知事は,人文知事として有名であるが,公衆衛生の事業は,知事時代より尼崎市長時代のほうが意欲的で,ユニークさに富んでいる.
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