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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生54巻9号

1990年09月発行

文献概要

特集 総合相談窓口

相談する心と受ける心

著者: 今井典子1

所属機関: 1聖マリアンナ医科大学病院医療相談部

ページ範囲:P.589 - P.592

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■はじめに
 筆者の勤務する総合病院の医療相談部は,ソーシャルワーカーで構成されている.福祉と医療をつなぐ領域の業務を主としているが,院内職員(医師・看護婦・リハビリスタッフ・医事課など)または他機関からの紹介が契機となって関わる場合と,相談者から直接持ち込まれて関わる場合とに大別される.前者では,ソーシャルワーカーの介入を期待する内容が明確であるが,後者では必ずしもそうとは限らない.つまり,電話や来室で直接持ち込まれる相談には,病院という大きな組織に対するとりあえずの最初の相談窓口として医療相談部が利用されていることも少なくない.この種の相談に例をとりながら,相談場面を相談者側と相談を受ける側からながめてみたい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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