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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生55巻1号

1991年01月発行

文献概要

地域リハビリテーションと機能訓練事業

地域リハビリテーションの技術—主に作業療法士(OT)のかかわりの中から

著者: 奈良栄子1 伊藤利之2

所属機関: 1横浜市総合リハビリテーションセンター 2横浜市障害者更生相談所

ページ範囲:P.38 - P.43

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◆はじめに
 近年,地域リハビリテーション(以下リハと略す)に対する認識が深まり,病院単位で,あるいは行政機関が軸となって,各地で様々な取り組みがなされている.地域リハにおける主な対象者は,障害はおおむね固定しており,生活の場が家庭内に限定されていることから,病院や施設で行われる医学的リハとは,その対応技術はおのずから異なるはずである.地域リハは様々な職種の連携で行われており,私たち作業療法士(OT)・理学療法士(PT)もその一翼を担っているが,地域リハの技術はまだ確立しておらず手探りの状態といえる.
 そこでこの小論では,横浜市における地域リハ活動のなかから在宅リハ・サービス事業に的をしぼり,私たちが関わるシステムを簡単に紹介するとともに,OTの立場からこれまでの実践をふまえて,在宅リハにおける技術について雑感を述べる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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