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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生55巻2号

1991年02月発行

文献概要

特集 産業看護

産業看護の歴史・目的・方法論

著者: 前田和子1

所属機関: 1埼玉県労働保健センター

ページ範囲:P.82 - P.88

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■はじめに
 産業看護の歴史について筆をとる時,無意識に1963年公衆衛生看護双書の一部として,医学書院より発行された『産業看護』と重ね合わせていることに気付いた.故勝沼晴雄東大名誉教授が,産業衛生の場に筆者らを送り出し,共著として出版されたものである.当時としては,新しい公衆衛生分野の教書でもあった.病院における臨床,地域保健,学校保健等で展開される看護と同じように,産業の場においても固有の看護がなければならない,との視点から書かれたものである.それから30年近い年月の中で,わが国の法律は変わり,看護職のめざましい活躍を知る時,歴史を通じて何を求めるべきか考えてみたい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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