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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生55巻3号

1991年03月発行

文献概要

保健行政スコープ

がん検診の評価をめぐって

著者: 石塚正敏1

所属機関: 1厚生省大臣官房老人保健福祉部老人保健課

ページ範囲:P.218 - P.219

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●はじめに
 平成4年度からスタートするヘルス事業第3次計画の策定に向け,現在,公衆衛生審議会老人保健部会小委員会でヘルス事業の各項目について検討が加えられている.その中でも焦点となっているがん検診の見直しについては,裏付けとなる科学的知見を同小委員会における検討材料として提供するため,去る1月11日,国立がんセンターにおいて同小委員会主催による「老人保健法とがん検診に関するシンポジウム」が開催された.
 このシンポジウムでは,近年増加傾向にあり,対応が急がれている肺がん,乳がん,大腸がんについて最新の知見が紹介された.本稿では,これら三つのがんに対する検診の効果の評価を中心に概要を報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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