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調査報告
大阪府M町における肝がん,肝硬変死亡患者遺族訪問調査—症例対照研究の手法を用いて
著者: 森永謙二12 津熊秀明1 藤原律子2 坂戸純也2 勇谷利枝2 荒木睦美2 仲尾美穂3 高橋シズエ4
所属機関: 1大阪府立成人病センター調査部 2大阪府尾崎保健所 3大阪府立成人病センター 4大阪府和泉保健所
ページ範囲:P.358 - P.361
文献購入ページに移動1984年1月から86年12月までのM町の死亡者のうち,死亡時年齢が74歳以下で,原死因が肝がん,肝硬変の44例を症例群とし,その他の死亡者80例を対照群とした,
解析の結果,飲酒が独立した危険因子であることが示唆された.しかし,喫煙によるリスクの高まりはみられなかった.輸血によるリスクの高まりは有意ではなく,食習慣,職業歴には差がなかった.
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