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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生55巻7号

1991年07月発行

文献概要

保健婦活動—こころに残るこの1例

在宅ケアを希望する家族とのかかわり

著者: 佐野静子1

所属機関: 1兵庫県明石保健所

ページ範囲:P.510 - P.510

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 人口の高齢化に伴い,質と量を伴うケアの需要は増大してくる.当保健所では昭和58年より,痴呆老人の相談指導に取り組み「痴呆老人の地域ケアシステムの検討」を重ねてきた.保健・福祉・医療の総合的観点から,保健所(保健婦)がネットワークの核として推進役となる必要性を感じ,「関係機関の検討会」,「家族会」の育成,ボランティアの「託老所」への支援等実施してきた.この事例とかかわる中で,「在宅ケアの充実」を中心に支援ネットワークが広がり,家族の「在宅で看とりたい」という気持ちを全うできたので紹介する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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