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無菌性髄膜炎—厚生省感染症サーベイランス事業
著者: 宮村紀久子1
所属機関: 1国立予防衛生研究所ウイルス中央検査部血液情報管理室
ページ範囲:P.652 - P.653
文献購入ページに移動図1に1982〜90年の無菌性髄膜炎の患者発生状況と,1983〜90年に髄膜炎患者から分離された主なエンテロウイルスの月別報告数を示した.無菌性髄膜炎は夏季に毎年類似したパターンで増加するが,その病因は年ごとに違うウイルス型で,単一型の大流行が主流であったり複数の型の流行の組合せであったりする.(ただし,図1の患者発生パターンでは,1987年以降,報告様式が週報から月報に切り替えられたため,1986年以前については換算値を示したが,後半との比較は必ずしも適切でないかもしれない.)
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