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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生56巻1号

1992年01月発行

文献概要

特集 日本の人口・世界の人口

これからの母子医療—人口問題の視点を中心に

著者: 小林登1

所属機関: 1国立小児病院

ページ範囲:P.30 - P.35

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 筆者が座長をおおせつかっている「これからの母子医療に関する検討会」での討議をふまえて,人口問題の立場から「これからの母子医療」を論ぜよという編集子の求めである.発表の場が公衆衛生誌なので,この立場も考えると,論文をまとめるにあたって難しさを感ぜざるを得ない.
 まず第一に,検討会の討議をふまえてという編集子の要請であるが,少なくとも表向きは,この会には人口問題という視点はない.むしろ,長寿社会問題を中心に動いている医療の中で,母子医療の今後のあり方を検討せよというのが当局の考えのようであった.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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