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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生56巻10号

1992年10月発行

文献概要

活動レポート

京都市における機能訓練教室と在宅介護支援の現状

著者: 武澤信夫1

所属機関: 1京都南病院神経内科・リハビリテーション部

ページ範囲:P.711 - P.714

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●はじめに
 京都南病院では,1981年に在宅療養部を設置して以来,脳卒中,運動器疾患,痴呆などの患者を対象に,往診,訪問看護による訪問リハビリテーション(以下,リハ),病院や老人保健施設でのショート・ステイとあわせて,図のような独自のシステムを作り,保健所,福祉事務所に働きかけ,地域リハ活動を行ってきた.
 機能訓練事業は,1983年2月に施行された老人保健法に基づく老人保健事業として開始されてきた3,4).京都市においても,1985年4月1日に,機能訓練実施要綱が決まり,取り組まれてきた.
 今回,保健所の依頼により,協力医師として参加した機能訓練事業は,90年度はモデル事業として開始されたものである.
 今回,その機能訓練教室について報告し,当院でのこれまでの在宅医療,老人デイ・ケア,老人保健施設デイ・ケアの経験を踏まえ,大都市における在宅介護支援の現状と課題について考えてみたい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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