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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生56巻2号

1992年02月発行

文献概要

特集 これからの公衆衛生看護教育を考える

地域保健・医療・福祉サービスと公衆衛生看護教育—看護教育現場の視点から

著者: 津村智恵子1

所属機関: 1大阪府立看護短期大学

ページ範囲:P.95 - P.98

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■はじめに
 高齢化社会突入により,国の方針でもある在宅ケア維持のために保健・医療・福祉チームの一員としての看護職の果たす役割は大きい.いずれの職域,領域で働く看護職にとっても欠かせないのは,地域ケアの一翼を担う専門職としての視点・技術,すなわち継続看護の視点であり,訪問看護の基礎技術である.これに加えて保健婦として働くには,独自の機能である一定の地区(集団)を担当し,健康問題の早期発見・早期解決のための地域活動展開技術は欠かせない.
 平成2年4月,厚生省健康政策局より「看護婦等学校養成所教育課程改正」に基づく新カリキュラムが発足したが,看護教育現場にいる者として,このカリキュラムが現状および将来の看護婦・保健婦教育に沿うものであるか否かを考えてみたい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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