icon fsr

文献詳細

雑誌文献

公衆衛生56巻3号

1992年03月発行

文献概要

特集 産業保健への免疫学の応用

職業癌の免疫学的アプローチ

著者: 荒記俊一1 谷川武1

所属機関: 1東京大学医学部公衆衛生学教室

ページ範囲:P.182 - P.187

文献購入ページに移動
■はじめに
 近年の免疫学の進歩に伴って,職業癌のハイリスクグループで免疫学的諸変化が報告されるようになった.本稿では,過去にアゾ染料,アスベスト,マスタードガス,クロムおよびダイオキシンに暴露した作業者集団とプラスチック,エポキシ樹脂,有機溶剤ほかの混合暴露がある自動車工場の模型製造者に関する研究を紹介する.さらに喫煙が交絡因子として重要であること,および免疫学的変化の評価にあたっては,測定値の単位に留意すべきことを筆者らの知見をもとに述べる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら