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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生56巻4号

1992年04月発行

文献概要

公衆衛生人国記

宮崎県—衛生行政を中心に

著者: 石井和子1

所属機関: 1宮崎県環境保健部保健予防課

ページ範囲:P.286 - P.288

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はじめに
 宮崎県の公衆衛生の発展を顧みるとき,多くの先達の英知と努力をうかがい知ることができる.黒木博前知事は,昭和34年就任以来20年にわたり,県民の健康と福祉の増進に深い関心を寄せ,県民生活最優先の諸施策を積極的に推進,なかでもアメニティ思想に根ざした全県公園化を推進し,昭和44年に全国初の「県沿道修景美化条例」を制定,人間と自然の調和のとれた県土美化に取り組み,「太陽と緑」のイメージ化を図った.昭和48年にはTLP(総合地域指標)を発表した.同年8月に全国初の健康増進センターを開所,毎年約1万人の利用者がある.昭和49年には多年の宿願であった宮崎医科大学の開学が実現した.魅力ある郷土の建設をモットーとした基本姿勢は,松形祐尭知事に受け継がれ,「日本一住みよい宮崎県」の創造をめざして着実な歩みをしている.その他,県医師会,国公立病院や関係機関団体などの多くの方々の功績もあるが,誌面の都合でここでは衛生行政に功績のあった方々を紹介する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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