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発言あり
埼玉宣言
著者: 石川高明1 川口毅2 野村裕子3
所属機関: 1日本医師会 2埼玉県衛生部 3新潟県三条保健所
ページ範囲:P.305 - P.307
文献購入ページに移動1991年9月,WHOと埼玉県が.主催して埼玉公衆衛生世界サミットが開催され,出席する機会を得た.「公衆衛生と経済発展」をテーマに,健康と経済発展の相関,変貌する環境の中における公衆衛生の役割,多元化する保健セクターにおける公衆衛生および21世紀における公衆衛生のシナリオについて,熱心な討議が行われ,21世紀に向けて新たな公衆衛生活動の展開を目指した埼玉宣言が採択された.
現往,世界の政治形態が変革し,経済システム全般にわたって,国際化,統合化が加速され,新しい世界秩序構築がすすめられている中で,昨年の湾岸戦争や,ソ連邦解体などに伴う政治的混乱が,世界経済の不透明さを一層助長している.このような状況は,プライマリ・ヘルス・ケアの実践活動に際して各国の保健医療費の動向にも影響を及ぼし,保健医療システム内部における費用負担と資源配分をめぐって,種々の問題が生じてきている。
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