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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生56巻7号

1992年07月発行

文献概要

特集 職場環境と健康管理—産業看護の課題

職場の環境要因—生物学的要因

著者: 岡崎勲1 村田友紀1 和田則仁1

所属機関: 1東海大学医学部地域・環境保健系地域保健学

ページ範囲:P.461 - P.464

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 職場の環境要因を生物学的hazardの面から述べる.今どこの職場でも問題となっているのは,若い世代にγ-GTP高値を示す者が多くみられることと,各種アレルギー症状を訴える人が多いことである.結核とAIDSは変わらず油断できず重要である,海外勤務者,海外からの出稼ぎ労働者,ウイルス性疾患に罹患しやすい高危険度群である医療従事者,その他職業内容から動物,植物,微生物などに接する従事者など,職場の特異性による健康障害をきたす問題がある.ここでは誌面の都合から肝機能検査異常者の問題,アレルギー症状を訴える人の問題,その他の3つに分けて述べる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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