文献詳細
文献概要
調査報告
年齢階級別麻しんの発生状況—名古屋市の1982年から1989年
著者: 神谷三千緒1 臼井利夫1 山中克己2 磯谷晋作3
所属機関: 1名古屋市瑞穂保健所 2名古屋市衛生研究所 3名古屋市緑保健所
ページ範囲:P.653 - P.655
文献購入ページに移動名古屋市の定期麻しん予防接種は,生後18カ月からを対象として,80%以上の接種率を維持してきたが,0〜1歳児を中心とする発生が年間を通して続き,その中で流行が繰り返されてきた.全市の0歳児の年次別罹患率は最高が5.3%,最低1.8%であったが,市内の麻しん発生持続は0〜1歳児を中心とする発生ピークの地域間の連続によっていた.
掲載誌情報