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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生57巻12号

1993年12月発行

文献概要

進展する地域医師会の公衆衛生活動

地域におけるMRSAの実態調査—新発田市豊栄市北蒲原郡医師会(1)調査に至る背景とその実施

著者: 川井和夫1 渡辺悌三2

所属機関: 1新発田市豊栄市北蒲原郡医師会 2新発田市豊栄市老人訪問看護運営委員会

ページ範囲:P.876 - P.877

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 MRSA(methicilline-resistant staphylococcus aureus,メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)感染が医療機関において増加し,院内感染の大きな問題となっている.さらに最近では,この感染は地域の在宅患者にも波及し,地域の在宅患者のケアに携わる医療保健福祉関係者にも不安感が生じている.また,福祉施設などへの入所をめぐってトラブルもあるともいう.
 このような状況を背景に,新発田市豊栄市北蒲原郡医師会(富樫益郎会長)では,昨年,MRSA感染に対する不安が,在宅ケアや在宅医療の発展を阻害することのないように,医師会としても何らかの対策を立てる必要性を痛感,在宅医療におけるMRSA感染の実態について調査を実施し,その対策について検討した.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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