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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生57巻2号

1993年02月発行

文献概要

特集 老人保健福祉計画策定のノウハウ

将来人口の推計方法

著者: 大場保1

所属機関: 1厚生省人口問題研究所人口構造研究部

ページ範囲:P.101 - P.106

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◆はじめに
 人口問題研究所の「日本の将来推計人口注1)1)および「都道府県別将来推計人口」2)は,これまで政府や地方自治体の各種経済社会計画などの基礎資料として役立てられてきた.前者は日本の総人口が将来どのように推移するかを推計したものであり,後者は前者を基に都道府県間の出生・死亡の格差および人口移動の推計を加味して作成されている.
 将来推計人口には他にも国連による世界人口推計があり,また人口問題研究所のものとして世帯数の推計などがあるほか,都道府県などの自治体によって独自に行われているものもあるが,本稿では人口問題研究所において特に問い合わせの多い最初の2つについての推計方法を紹介するとともに,具体的な計算をする際の注意点に触れる.
 なお,将来推計人口は過去においても何度か推計されており,その都度推計方法がより高度なものとなってきている.ここでは最新版の推計方法について述べたい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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