icon fsr

文献詳細

雑誌文献

公衆衛生57巻5号

1993年05月発行

文献概要

特集 国際化と産業保健

外国人労働者と社会保障

著者: 保原喜志夫1

所属機関: 1北海道大学法学部

ページ範囲:P.329 - P.332

文献購入ページに移動
◆はじめに
 日本で働く外国人の負傷,疾病,身体障害および死亡(以下,傷病等という)につき,社会保障法等の日本の法令によりどんな保護がされているか,またどのような保護がなされるべきか.これはかねてより存在する重要な問題であるが,このたびの外国人労働者の実習制度の導入により,問題が一層複雑化するおそれがある.われわれは,国際協力と在留外国人保護のたあにも,またわが国の社会の安定を維持する上からも,この問題をしっかり考えておく必要がある.
 一口に,日本で働く外国人といっても,その就労方式ないし雇用形態は各様であり,以下,これを類型化して検討することにしたい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら