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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生57巻5号

1993年05月発行

文献概要

進展する地域医師会の公衆衛生活動 遠野方式在宅ケアシステムにおける遠野郡市医師会の役割と機能・1

遠野市の在宅ケアの実際

著者: 貴田岡博史1

所属機関: 1岩手県立遠野病院

ページ範囲:P.351 - P.353

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 岩手県の遠野市では市の行政を核にして医師会,福祉事務所が連携して在宅ケアを進めている.これは「遠野方式」とも呼ばれ,保健・医療・福祉が連携し,市民とのネットワーク化を進めているところに一つの特徴がある.今回はこの在宅ケアに遠野市医師会がどのような役割を果たしているのか,岩手県立遠野病院の貴田岡副院長におうかがいした.
 現在,全国各地で老人の在宅ケアへの関心が急速に高まっている.遠野市の在宅ケアは1985年6月に開始された訪問診療に始まるが,市行政の積極的な姿勢によって各種の事業が展開されてきている.遠野市の在宅ケアの特徴をまとめると,次の点が挙げられよう.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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