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特集 地域歯科保健
神奈川県歯科医師会の歯科保健活動
著者: 加藤増夫1
所属機関: 1神奈川県歯科医師会
ページ範囲:P.530 - P.533
文献購入ページに移動神奈川県横浜は1858年(安政6)7月,日米修好通商条約によって,その翌年開港し,日英米仏露蘭の各国と貿易が開始され,開港の翌年1860年(万延元)W・C・イーストレーキが来朝,その後1879年(明治13)までにエリオット,パーキンス,アレキサンドルなど6人の米仏国歯科医師が開業し,これらを師として,長谷川保兵衛,小幡英之助,佐治 職,西村輔三,関川重吾など多くの日本人が西洋歯学医術を修得したところで,“西洋歯学発祥の地は横浜である”との誇りから神奈川県歯科医師会は創設時から,多くの先輩が公衆歯科衛生には特段の努力を傾注し,近代歯学の研修ならびに国際親善に顕著な成果を挙げている.
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