文献詳細
進展する地域医師会の公衆衛生活動 弘前総合保健センターの運営とその活動—弘前市医師会・2
文献概要
センター発足に当たり蔦正邦前医師会長は「高齢化社会を迎え,成人病対策が大きな課題となり疾病の早期発見と予防医学の充実が喫緊の重要事項である.医師も自分の医療施設に立て籠もっているだけでなく,そこから足を踏み出して地域保健医療活動に積極的に参加を求められている」と挨拶している.
弘前総合保健センターは地域保健活動の中心となる施設として,弘前市と弘前市医師会の双方が経費を負担し合い,昭和61年11月に合築に踏み切った施設である.総建設費は13億4,670万円,そのうち医師会が負担したのは7億3,000万円であった.この費用のうち会員は毎月12,000円で10年間の拠出となっており,現在も継続中である.
弘前総合保健センターは地域保健活動の中心となる施設として,弘前市と弘前市医師会の双方が経費を負担し合い,昭和61年11月に合築に踏み切った施設である.総建設費は13億4,670万円,そのうち医師会が負担したのは7億3,000万円であった.この費用のうち会員は毎月12,000円で10年間の拠出となっており,現在も継続中である.
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