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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生58巻1号

1994年01月発行

文献概要

特集 精神障害者の社会復帰

精神保健の地域ネットワークづくり—地域精神保健懇話会の活動を通して

著者: 鈴宮寛子1 佐々木タカ子1 竹中章1 南部由美子1 佐々木幹郎2 御幡芳子2 梶原美恵子3 元村公子4 小泉高子5 柴田スマ子6

所属機関: 1福岡市衛生局南保健所 2福岡保養院 3若久病院 4中村病院 5西岡病院 6井口野間病院

ページ範囲:P.25 - P.28

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 入院中心の精神医療体制から地域におけるケア体制への変換を言われて久しいが,地域で精神障害者が生活していくには,医療の継続はもちろん,住居,就労,家族や地域社会の受け入れなど様々な問題があり,保健,医療,福祉の連携が不可欠である.しかし,現実には,連携の必要性を十分に感じながらも,関係者はそれらの問題解決の糸口を探ろうと,個々に努力を続けている状態であった.そこで,精神障害者の社会参加を援助し,ひいては,障害者にとって住みよい地域づくりをめざして,みんなで集まって勉強会をしようと,福岡市南区地域精神保健懇話会(以下懇話会)が昭和63年4月に発足した.発足から現在までの経過と活動内容を紹介し,また,懇話会の今後について述べたい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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