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文献概要
特集 生活習慣と健康
健康づくりのための休養—よりよい自己実現のために
著者: 野﨑貞彦1
所属機関: 1日本大学医学部公衆衛生学
ページ範囲:P.861 - P.864
文献購入ページに移動働くことは美徳とされてきた日本人の感覚も西欧に少しずつ近づき,週間労働時間も昭和63年度からは,48時間から40時間に短縮することが図られてきている.また平成5年の夏季連続休暇の普及率は81.6%(前年81.0%)と少しずつ伸び,日本人の休暇に対する考え方が積極的になってきていることがうかがえる.しかし余暇に対する考え方は,西洋人に比べるとまだまだで,例えばフランス人は余暇のために仕事をするが,日本人は仕事をするために余暇がある,ということが言われる.
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