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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生58巻12号

1994年12月発行

文献概要

公衆衛生医師—その現状と課題 座談会

これからの精神保健を考える(2)

著者: 景浦しげ子1 中村清司2 斎藤京子3 岡田耕輔4 竹島正5

所属機関: 1愛媛県伊予保健所 2徳島県池田保健所 3香川県大内保健所 4高知県中央保健所 5高知県立精神保健センター

ページ範囲:P.870 - P.875

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 竹島 岡田先生はエイズの仕事に関連してHIVと人権・情報センターの方とおつき合いがありますが,精神保健の領域と,例えばエイズ関連,あるいは老人保健や母子保健との違いがあるのかどうか,その点はどのようにとらえられていますか.
 岡田 今年の4月ごろにHIVと人権・情報センターの方と一緒に,高知でメモリアルキルト展を開こうということになりました.そして,その会場に何人かの方で自由に話をしていただこうというコーナーを設けたのです.そのときだれに話をしてもらうかと考えた場合に,差別とか偏見という観点から見ると,HIV感染者と精神障害者とはある程度似通った面があるのではないかということで,一つは精神障害者自身に話していただく,それから,ノーマライゼーションという考え方から身体障害者の方にも話してもらう,結局,精神障害者が2人,身体障害者が1人,それから聴覚障害の方,HIVと人権・情報センターの代表で血友病の方の,合計5人の方にそれぞれ自由に話していただきました.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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