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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生58巻12号

1994年12月発行

文献概要

調査報告

パーキンソン病入院患者の在宅復帰に影響する因子の検討

著者: 大仲功一1 北村純一2 山口明1 出倉庸子1 小林充3 岡内章4

所属機関: 1国立精神・神経センター武蔵病院リハビリテーション科 2日本医科大学リハビリテーション科 3京都北病院 4高松平和病院

ページ範囲:P.884 - P.887

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●はじめに
 パーキンソン病は慢性進行性の中枢神経疾患である.近年のL-ドーパをはじめとする治療薬の進歩などによりその余命は伸びてきている1)が,このことは一方では,障害をもちながら生活する期間が延長していることも意味している.特に日常生活に何らかの介助を要する程度までに進行した場合,在宅で療養できるか否かが患者のquality of lifeに少なからず影響することが予想される.したがって患者の在宅療養に関わる諸問題を明らかにしておくことは,適切な医療的・社会的サービスに不可欠である.今回われわれはその一環として,パーキンソン病入院患者の転帰をその身体的側面や社会的側面から調査し,在宅復帰に影響する因子を検討した.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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