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これからの保健婦活動 これからの保健婦活動をめぐって・3
保健婦活動の質的評価を考える
著者: 坂田清美1 久保訓子1 佃篤彦1 柳川洋1
所属機関: 1自治医科大学公衆衛生学教室
ページ範囲:P.208 - P.211
文献購入ページに移動そもそも保健事業から保健婦活動だけを取り出して,その効果を評価することは無理な命題であるが,本調査では従来の保健婦活動実績報告や保健所運営報告にみられるような保健婦活動の量的な指標ではなく,どのようにすれば質的な評価が可能であるかを探り,今後の保健婦活動の質的な向上と効果的な実践に寄与することを目的としている.公衆衛生活動の目的の一つは疾病の発生予防にあるが,現実にはすべての疾病の発生を予防することはできない.保健婦活動も当然疾病の1次予防,2次予防,3次予防のあらゆる分野にわたっている.わが国において長い歴史をもつ健康診査事業をはじめ,訪問指導事業,機能訓練事業の対象者カバー率の把握状況,主な死亡率,罹患率,有病率の目標設定状況について第一線の市町村,保健所の保健婦の評価の現状を把握し,若干の考察を加えて報告する.
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