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文献詳細

雑誌文献

公衆衛生58巻4号

1994年04月発行

文献概要

特集 行動医学へのアプローチ

生活行動と健康—タイプA行動パターン—最近のトピックスを中心にして

著者: 桃生寛和1 遠藤奏恵1

所属機関: 1福島労災病院心療内科

ページ範囲:P.258 - P.261

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◆はじめに
 「タイプA行動パターン」は,冠動脈疾患(以下CAD)の危険因子の可能性があるという重要性のために,米国における行動医学の歴史の中で最も集中的・精力的に研究されてきた分野のひとつである.それゆえタイプAの研究は行動医学的研究のモデルといってもよい.
 日本におけるタイプA行動パターンの研究は,1980年頃に始まったが,1988年に「タイプA行動パターン・カンファレンス」が創設されたことなどを契機にして,ここ数年急速に発展してきた.1990年には学術雑誌『タイプA』(星和書店)が創刊され,1993年には『タイプA行動パターン』(星和書店)という単行本が発刊されるに至っている.
 本稿では誌面の都合もあるので,タイプA行動パターンとは何かについて簡単に紹介した上で,最近のトピックスの中から興味深いテーマのいくつかを紹介する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1170

印刷版ISSN:0368-5187

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